レンタルビデオヒストリー《創生期1980年~1989年-終章~幸せな時代の終わり1989①~》
レンタルビデオ批評家 犬岡淳さんより 投稿いただきました。
ヒット作のソフト化(トップガン、ロボコップ、マスターズ超空の覇者、テレビシリーズV)さらにクズ映画も充実。
店舗数も右肩上がりで様々な統計があるのですが88年か89年頃にレンタル店が15000店に。
この辺の数がピークで、 現在最新の2017年の店舗数は約3000店をきり、今後も減少傾向。いかにこの時代個人経営のレンタル店が多く、人々がよくビデオを借りていたのがわかります。
そして業界とマニアにとって激震が重なった1989年、すなわち昭和64年が始まる。
まず最初の大きな出来事は昭和天皇崩御によるメディアの自粛。
これによって起こったのがいわゆる自粛バブル。
前代未聞の店頭に貸すビデオが無くなる異常事態からこの年は幕を開け、次々と業界を揺るがす事件が起こる。
犬岡淳(レンタルビデオ批評家)