レンタルビデオヒストリー《黄金期1990年~1998年~レンタルビデオ戦国時代Ⅱ首都圏編~》

 レンタルビデオ批評家 犬岡淳さんより 投稿いただきました。


埼玉県寄り:ウェアハウス、マニアック、AVレンタルGQ、ビデオポケット
千葉県寄り:シネマ・シネマ、コスモ、ビデオラボ
東京都中心:サンソフト、リバティ、ロムハウス、ピープル、ノーサイド、友&愛、ドラマ
神奈川県寄り:ファレノ、ジョイフル、
首都圏に関してはだいたい5,6店舗のフランチャイズ店が多く、地方と比べ出店ペースが穏やかな傾向。
その理由は単純に出店にかかるコストが地方に比べ高く、自社物件よりテナント賃貸の場合が多いため不動産会社の査定などに時間がかかる。
さらにツタヤやゲオ、ファミリーブックやビデオ1、ビデオシティなど地域王者が首都圏に出店し競争が激化。
実力のある個人店もまだ多く、ひとつの駅に店が3つ4つできてしまい過剰競争に陥いり、90年代後半になると出店ペースが止まってしまう。
それを見越してウェアハウスは埼玉、サンソフトは北日本や田舎に出店攻勢をかけ地盤強化をはかる。

 

 

犬岡淳(レンタルビデオ批評家)

 

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