日本での貸レコードの起源はネットで調べると有力な説が存在しますが、レンタルビデオを最初に行ったのは誰でどこなのかはイマイチはっきりしません。あくまで一つの説として浮上するのがこの名古屋の円頓寺商店街にあるビデオ図書館ではないかと言われてます。元はピンク映画館の円頓寺劇場に併設されたレンタルビデオ店。自分も2000年代前半名古屋の古い商店街にすごい店があるという噂を聞いて一度行きたかったのですが機会がなく2005年頃閉店、劇場ごと取り壊しになりました。こちらの店が伝説になったのは凄まじいVHSの在庫量と質と店の頑固気質。貸出は5本以内。巻き戻さずに返却したら100円を徴収、もしくは二度と貸さない処置、廃盤ものは信頼を得ないと貸してもらえないなど今振り返ると惚れ惚れします。そして在庫は邦画、洋画、セル、レンタル含め無いビデオは無いという勢いで在庫を揃え、地面から天井まで3メートルほど在庫をびっしり揃えていたとの事。80年頃から貪欲に在庫を揃え、全く廃棄などしなかったものと思われます。そんな貴重な文化遺産のようなお店も2005年閉店。この頃はDVDが主流でありさすがに劇場含め時代の流れに抗えなかったのかと思います。ネットで調べると今だに多くの人がこの店と在庫の事を語ってます。自分も一度は行っみたかったです。